念願の河北家住宅行ってきました。
江戸末期から明治期建築の日本家屋で、農家造りと武家屋敷が混在。
12畳の大広間は、違い棚や書院造りの設えがあり、畳を床板にすれば能舞台を彷彿とさせている。
150年越す屋敷は当時の姿で保存されており、ご当主の河北幸高氏の並々ならぬ熱情を感じる。
がしかし、これ程の屋敷を一
個人で保存していくには、過酷であろう。
災害が多い昨今、木造は風雨や地震には弱い。腐食や害虫被害は日常茶飯事。多分いつもどこか修理している事だろう。維持管理費、日本家屋専門の大工や左官不足、木材の高騰。
伝統的な日本建築物の保存問題は、日本の抱える大きな課題である。
それを個人だけに頼るのは過酷と言えば過酷。
何か出来ないものかと思案するのみである。
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